断られてからが勝負!再アプローチで成果を上げる営業術
- rmatsumoto9214
- 5月12日
- 読了時間: 3分

断られてからが勝負!再アプローチで成果を上げる営業術
「ノー」を「イエス」に変えるための、粘り強く洗練された再提案のコツ
「ノー」から始まる営業――再アプローチで成果を掴む、粘り強く洗練された営業術
営業の現場で、誰しも一度は経験する「お断り」。
「ごめんなさい、今はタイミングじゃない」「もう他社に決めました」
「興味はあるけど、ちょっと考えさせて」
こうした言葉を聞いた瞬間に、肩を落としていませんか?
けれど、実はここからが、営業としての“腕の見せどころ”なんです。断られてからが勝負。
今回は、「ノー」を「イエス」に変える再提案のコツを、現場目線でお届けします。
1. 断りの理由を“感情”レベルで読み解く
再アプローチで成果を上げる第一歩は、「なぜ断られたのか?」を冷静に、
かつ深く掘り下げること。
表面的な理由(予算がない、タイミングが悪い)だけでなく、
その奥にある感情(不安、信頼不足、焦り、慎重さ)を読み解くことが鍵です。
ポイント:断りの裏には「まだ心が動いていない」だけ、というケースが多いのです。
2. 「買わなかった理由」を未来視点に転換する
例えば、「予算が厳しい」と言われたら、
「費用対効果の不安」が背景にあるかもしれません。
ならば次の提案では、✔ コスト削減例✔ 事例のROI✔ 初期費用を抑えた導入プラン
といった、“未来に得られる成果”にフォーカスした再提案が有効です。
魔法の一言:「前回は〇〇がご不安だったかと思います。今回は、それを解消できる選択肢を持ってまいりました。」
3. 時間を味方にする「間接アプローチ」
熱意のあまり、すぐに再提案してしまうのは逆効果。相手にも“思考の余白”が必要です。
少し時間を空けてから、✔ 有益な情報提供(業界レポートや最新トレンド)
✔ 競合との差別化を示す実績やデータ✔ 無償のサポートオファー
といった「価値ある理由づけ」を携えて再訪問・再連絡しましょう。
時間を置く=諦める ではなく、信頼の熟成期間と捉えましょう。
4. 諦めず、しつこくならず――「粘り強く、洗練された」営業スタイル
再アプローチで成果を出す営業の共通点は、
「あきらめないけど、押しつけない」 という絶妙な距離感です。
・ 押し売り感ゼロ・相手のペースを尊重・常に相手の“成功”を起点とした提案
この姿勢こそが、営業マンとしての“品格”を引き上げます。
5. 「断られた経験」を、あなたの財産に
営業は、失注からこそ学びがあります。
一度断られた相手が、半年後に大口顧客になった――そんな話は珍しくありません。
「断られて終わり」ではなく、「断られたことがきっかけで、提案力が磨かれた」と
捉える視点を持ちましょう。
最後に:営業の神髄は、“信頼”の再構築にある
再アプローチとは、単なる再チャレンジではなく、
相手との信頼関係を、もう一段深く築くチャンスです。
「ノー」の裏には、まだ可能性が眠っています。その可能性に目を向け、
粘り強く、しかし洗練されたスタイルで臨めば、
あなたの営業は、より強く、より美しく進化するでしょう。
諦めないあなたに、きっと次の「イエス」が待っています。
Comments