top of page
AdobeStock_216150240.png

​ブログ

新規開拓は営業担当任せが会社を成長させない理由

  • 9 時間前
  • 読了時間: 7分
新規開拓は営業担当任せが会社を成長させない理由

新規開拓は営業担当任せが会社を成長させない理由

成果を生み出すのは営業力ではなく営業の仕組み


「新規開拓は営業担当者の仕事だから、営業部門に任せている。」

多くの企業で、このような考え方が当たり前になっています。


営業担当者を採用し、営業リストを渡し、「新規顧客を獲得してきてほしい」と期待する。

しかし、数か月経っても思うような成果が出ず、


「営業担当者のスキル不足ではないか」「もっと行動量を増やすべきではないか」という

結論に至ってしまうケースは少なくありません。


もちろん、営業担当者の能力や経験は成果に影響します。

しかし、新規開拓がうまくいかない原因を営業担当者だけに求めてしまうことは、

大きな経営リスクにつながります。


なぜなら、新規開拓は営業担当者一人の努力だけで成果を出せるものではなく、

経営戦略、マーケティング、商品力、情報発信、営業活動が一体となって

初めて成果につながるものだからです。


実際に継続して新規顧客を獲得している企業ほど、

「営業担当者が優秀だから売れている」のではなく、「売れる仕組み」が会社全体で構築されています。


新規開拓を属人的な営業活動として考えるのではなく、

企業全体で取り組む経営課題として捉えることが、持続的な成長への第一歩となります。


新規開拓が営業担当任せになる会社で起こる問題

営業担当者だけに新規開拓を任せている会社では、共通した課題が見られます。

営業担当者は毎日テレアポを行い、飛び込み営業を行い、

問い合わせ先を探しながら商談を獲得しようとします。


しかし、ターゲットとなる市場の分析や競合との違いの整理、

どの業界を優先的に攻めるべきかという営業戦略が明確になっていないため、

営業活動は担当者の経験や勘に依存してしまいます。


その結果、「どこに営業しても断られる」「担当者によって成果が大きく違う」

「営業担当者が退職すると売上まで落ちてしまう」という状態に陥ります。


これは営業担当者の問題ではありません。

本来、営業担当者が担うべき役割は、お客様と信頼関係を築き、

商談を進め、契約につなげることです。


一方で、「どの市場を狙うのか」「どの業界を優先するのか」

「どのような価値を提案するのか」といった方向性を決めるのは、経営の役割です。

営業担当者に戦略づくりまで任せてしまえば、成果が安定しないのは当然です。


新規開拓は経営戦略そのものである

新規開拓というと、「営業活動」というイメージを持つ方が多いかもしれません。

しかし、本質的には新規開拓は経営戦略の一部です。


例えば、自社が今後どの市場で成長を目指すのか、どのような顧客層を増やしたいのか、

価格競争を避けるためにどのような価値を提供するのか、

これらは営業担当者が現場で判断することではなく、経営が決めるべき重要なテーマです。


経営方針が曖昧なまま営業担当者に「新規開拓を頑張ってほしい」と伝えても、

営業活動の軸が定まりません。


その結果、どの企業にも同じ提案を行い、

価格や条件だけで比較される営業になってしまいます。


成果を出している企業では、「どのお客様に選ばれたいのか」

「なぜ当社を選ぶべきなのか」が明確に定義されています。


その考え方が営業資料やホームページ、

提案書、営業トークにまで一貫して反映されているため、

お客様にも価値が伝わりやすくなるのです。


マーケティングと営業が分断されていては成果は生まれない

新規開拓がうまくいかない企業では、

営業とマーケティングが別々に動いていることも珍しくありません。


マーケティング部門はホームページや広告を運用し、

営業部門は営業活動を行っていますが、お互いに情報共有が十分ではなく、

それぞれが独立して活動しています。


しかし、お客様は広告を見て興味を持ち、ホームページで情報収集を行い、

展示会やセミナーで企業を知り、その後営業担当者と商談を行うという流れで意思決定を進めます。


つまり、お客様から見ればマーケティングも営業も一つの企業活動です。

ホームページでは「課題解決」を訴求しているにもかかわらず、


営業担当者は商品の説明ばかりしている。このようなズレがあると、

お客様は違和感を覚えます。


成果を出している企業ほど、マーケティングで獲得した情報を営業へ共有し、

営業現場で得たお客様の声をマーケティングへフィードバックする仕組みがあります。

営業活動は、マーケティングとの連携によって大きく成果が変わるのです。


営業担当者が売るのではなく、会社全体で売れる仕組みをつくる

優秀な営業担当者が一人いるだけでは、会社の売上は安定しません。

もしその担当者が退職したらどうなるでしょうか。


売上が大きく落ち込む企業は少なくありません。

これは営業活動が属人化している証拠です。


本来目指すべきなのは、

「誰が担当しても一定の成果が出る営業の仕組み」を構築することです。


例えば、ターゲット業界を明確にする。

営業リストを分類する。

初回アプローチのトークを標準化する。

商談資料を改善する。

提案書をテンプレート化する。

営業会議で案件を共有する。

成功事例を全員で蓄積する。


こうした取り組みを積み重ねることで、営業担当者個人の経験だけに依存しない営業組織ができあがります。

営業力とは個人の能力ではなく、組織全体の再現性であるという考え方が重要です。


経営者が最も時間を使うべき仕事は営業の仕組みづくり

中小企業では、経営者自身が営業を兼任しているケースも多くあります。

しかし、会社が成長するためには、経営者がいつまでもプレイヤーであり続けることには限界があります。


経営者が本来取り組むべき仕事は、自ら営業に走り回ることではなく、

営業が成果を出せる環境を整えることです。


市場分析を行う。

競合との差別化を明確にする。

ターゲット市場を決める。

営業戦略を立案する。

営業活動を見える化する。

マーケティングとの連携を強化する。

営業担当者を育成する。


これらは経営者だからこそ取り組める仕事です。

営業担当者に「もっと頑張れ」と求めるだけでは成果は変わりません。

営業担当者が成果を出せる環境を整えることこそ、経営者の重要な役割なのです。


まとめ 新規開拓は営業担当者ではなく会社全体で取り組むもの

新規開拓を営業担当者だけに任せてしまうと、

成果は担当者の能力や経験に左右されやすくなります。


その結果、売上が安定せず、営業担当者の負担だけが増え、

組織として成長しにくい状態に陥ってしまいます。


一方で、成果を出し続けている企業は、

新規開拓を営業担当者だけの仕事とは考えていません。


経営が市場やターゲットを明確にし、マーケティングが見込み顧客との接点をつくり、

営業が最適な提案を行い、組織全体で情報を共有しながら改善を繰り返しています。


つまり、新規開拓とは営業活動ではなく、

経営・マーケティング・営業が一体となって構築する「仕組み」なのです。


もし現在、「営業担当者が頑張っているのに成果が出ない」

「新規顧客が増えない」「営業担当者によって結果が大きく違う」と感じているのであれば、

見直すべきなのは営業担当者ではありません。


会社全体の営業戦略や営業プロセス、そして新規開拓の仕組みそのものです。

企業が持続的に成長するためには、優秀な営業担当者を一人育てること以上に、

誰が担当しても成果を生み出せる営業の仕組みを構築することが重要です。


その仕組みこそが、変化の激しい時代でも安定して新規顧客を獲得し、

継続的な売上成長を実現する最大の競争力になるのです。


 
 
 

コメント


Official media

​公式各種メディア

  • Linkedin
  • フェイスブック
  • Instagram
  • TikTok
  • Youtube
  • Whatsapp
  • ライン
CONTACT US 
各種ご相談、お問い合わせはお気軽にご連絡ください。
電話お問い合わせ
お電話でお問い合わせ

​製造業の新規市場・顧客開拓専門

​営業戦略立案から実行の営業伴走支援

営業伴走支援

〇名古屋本社

〒455-0018 愛知県名古屋市港区港明2-2-6

TEL 052-653-1672 PHONE 080-9489-2724

E-mail eigyo-sodan@matsumotorie.com

〇大阪サテライトオフィス

〒545-6031 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43あべのハルカス31階

TEL 06-6625-5067

E-mail info@eigyokatsudo-onayamisodanjo.co.jp

Copyright © 2018 株式会社営業活動お悩み相談所. All Rights Reserved.

bottom of page