BtoB新規開拓に必須!意思決定者へ直接リーチするための具体的手法
- rmatsumoto9214
- 5月5日
- 読了時間: 3分

BtoB新規開拓に必須!意思決定者へ直接リーチするための具体的手法
意思決定者への最短ルートとは?門前払いを突破し、キーパーソンに直接リーチする具体的手法
新規開拓営業の現場で、こんな経験はありませんか?
「何度電話しても、総務や受付で止められてしまう…」
「メールしても返信がない。担当者までたどり着けない…」
そう、BtoBの新規開拓で最大の壁となるのが「意思決定者へのアクセスの困難さ」。
良い商品・サービスを持っていても、“決める人”に届かなければ全てが徒労に終わります。
では、どうすれば“門前払い”を突破し、キーパーソンに最短でリーチできるのか?
今回は現場で成果を出してきた実戦的なアプローチをご紹介します。
1. 「誰がキーマンか?」を明確に。意思決定構造を逆算する
まず大前提として、営業対象企業の意思決定フローを把握せずに動いてはいけません。
BtoBでは、一人の決裁者がいる場合もあれば、複数人の合議で進む場合もあります。
▷具体的アクション:
Webサイトの役員・管理職情報をリサーチ(「会社概要」「IR情報」など)
LinkedInやEightなどのビジネスSNSで部署・役職を特定
過去のプレスリリースや取引事例から、プロジェクトの主導者を特定
まずは「この提案を一番響かせたいのは誰か?」を明確に。“刺さる人”が分かれば、
そこに照準を合わせて動けます。
2. 「受付突破」のスクリプトを設計せよ
門前払いを突破するには、受付や電話対応者との初期会話が極めて重要です。
感覚ではなく、戦略と設計で対応しましょう。
▷受付突破スクリプト(例):
「〇〇様のご担当部署へご連絡差し上げたくお電話しました。
過去の事例で御社と同様の課題を解決した経緯がありまして、
ご関心を持っていただける可能性が高い内容です。」
ポイントは、「誰に」「なぜ今」「相手にとっての意味」を簡潔に伝えること。
一方的な売り込みではなく、「相手の利益になる話」であると印象づけることが重要です。
3. メールは「テンプレ無視」の一点突破型にする
多くの新規営業メールは、即ゴミ箱行きです。
理由は、「どこかで見たような定型文」で、相手の目に留まらないから。
▷反応率が高いメールの特徴:
件名に“相手の関心”を明示(例:「物流コスト20%削減事例|御社に応用可能です」)
冒頭で相手企業の現状を把握していることを示す
読み手にとっての“メリット”と“次のアクション”を明確に記載
メールは「数打ちゃ当たる」ではなく、一点突破の精密射撃です。
“この人に読まれなければ意味がない”と心得て、魂を込めましょう。
4. SNSと共通知人を駆使して「裏口」から入る
正面突破が難しい場合は、裏口戦略も有効です。
▷有効な裏口アプローチ:
共通の知人を介して紹介してもらう(人づての信頼は最強)
LinkedInで意思決定者と間接的に接点を作る
業界イベントやセミナーで顔を売る・名刺交換する
特に紹介は、信頼のバイパスです。「営業です」と言っても会えなかった相手も、
「○○さんのご紹介で…」で扉が開くことはよくあります。
5. 最後に:大事なのは“継続”と“価値の提供”
どんなに優れた手法でも、一度で成果が出るとは限りません。
営業は「種まきと育成」。だからこそ、継続的な価値提供が最短ルートにつながります。
相手にとって「この人は役に立つ」と思われれば、
営業から「パートナー」へと立場が変わります。
まとめ:最短ルートは「戦略×人間理解」
意思決定者への最短ルートとは、ただ突っ走ることではありません。
情報を集め、戦略を練り、人の心理を読み、丁寧に接点を作ること。
あなたの商品・サービスが本当に価値あるものであれば、
届ける努力には、必ず見返りがあります。
焦らず、しかしあきらめず。
今日も一歩、キーパーソンに近づく行動を続けましょう。
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