経営者が知らないと損する「資金繰り表」の使い方講座
- rmatsumoto9214

- 8月11日
- 読了時間: 2分

経営者が知らないと損する「資金繰り表」の使い方講座
【はじめに】資金繰り表を“作ること”が目的ではない
多くの経営者が「資金繰り表は銀行に出すもの」「経理が管理するもの」と考えがちですが、本来は経営者自身が意思決定に使う“経営の羅針盤”です。売上が伸びていても倒産する企業があるのは、「利益≠現金」だから。資金繰り表を正しく使えば、
資金ショートの予防
計画的な投資
銀行との信頼関係構築
といった経営判断のスピードと精度が劇的に上がります。
【本編】“資金繰り表”を経営に活かす3ステップ
STEP1. 毎月のキャッシュイン・アウトを「未来」で見る
資金繰り表=未来の現金予報表です。過去会計ではなく、「来月・3ヶ月後・半年後」の資金状況を可視化しましょう。
月次 | 売上入金 | 借入金入金 | その他収入 | 支出合計 | 月末残高 |
6月 | 5,000,000 | 0 | 300,000 | 4,800,000 | 500,000 |
7月 | 6,000,000 | 2,000,000 | 0 | 6,500,000 | 0 |
8月 | 5,500,000 | 0 | 0 | 5,000,000 | 500,000 |
ポイント:
「売上=入金」ではない。売掛金回収タイミングを反映すること
税金・賞与・返済・仕入れなどの季節変動を織り込むこと
STEP2. “資金ショートの予兆”を見逃さない
資金が不足しそうな月を早期に発見するのが、資金繰り表の真の価値。たとえば8月に「残高0円」なら、7月には対策を講じなければなりません。
対策例:
支払サイトの延長交渉
売掛金の早期回収やファクタリング
スポット融資の打診
STEP3. 銀行との信頼を築く“説明資料”に活用
金融機関にとって、資金繰り表を提出する企業=「数字に強い誠実な経営者」。借入時にも「なぜ、いくら、いつ必要か」をロジカルに説明でき、融資が通りやすくなります。
【実用テンプレート】エクセルでそのまま使える簡易資金繰り表(構造)
月 | 売上入金 | その他入金 | 借入金 | 合計入金 | 人件費 | 仕入 | 家賃・水道光熱 | 税金・社会保険 | その他支出 | 合計支出 | 月末残高 |
6月 | |||||||||||
7月 | |||||||||||
8月 |
※初期残高を1行目に記入すると月末残高が自動計算されるように設定してください。
【まとめ】“資金繰り表”は「経営のレーダー」
利益が出ていても倒産するのは「現金が足りない」から
資金繰り表は「未来の資金予測ツール」であり「打ち手を考える材料」
毎月見直し、常に3~6ヶ月先の資金状況を把握する習慣を





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