SNS・ウェビナー活用成功事例集
- rmatsumoto9214
- 5月23日
- 読了時間: 4分

SNS・ウェビナー活用成功事例集
デジタル時代の新規開拓術:SNS・ウェビナー活用成功事例集、
オフラインに頼らない、新しい時代の開拓モデルと実例紹介。
デジタル時代の新規開拓術:SNS・ウェビナー活用成功事例集
オフラインに頼らない、新しい時代の営業モデルとは
今回は「デジタル時代の新規開拓」についてお話しします。
これまで「新規開拓」といえば、飛び込み営業、テレアポ、展示会など
オフラインでの対面手法が主流でした。
しかし、パンデミック以降、商談や出会いの場は劇的にオンライン化。
顧客の購買行動も、情報収集の多くをデジタルで完結させるようになりました。
そこで今回は、実際の成功事例を交えながら「SNS」「ウェビナー」という
2大ツールを活用した新しい時代の営業開拓モデルを具体的にご紹介します。
新規開拓の前提が変わった:信頼の構築は“接触回数”から“価値提供”へ
これまで営業は「まずは会うこと」「数打てば当たる」が基本でしたが、
今や“見込み客が自ら近づいてくる仕組み”を作ることが先決です。
つまり、
自社を見つけてもらう
「この人から話を聞きたい」と思わせる
初回接触=すでに信頼がある状態を作る
これがデジタル時代の新規開拓の基本戦略です。
【事例①】SNS活用:インスタ×ストーリーズで“共感”から商談へ(美容業界)
ある美容商材のBtoB営業担当者は、Instagramのストーリーズを活用し、
サロン経営者向けに「導入事例」「よくある質問」「施術の裏側」などを発信。
顔出し+人柄の見えるコンテンツで、共感を得ました。
その結果:
投稿をきっかけにDMで問い合わせ多数
フォロワー経由で紹介も増加
対面営業なしで商談化率が約3倍に向上
ポイント:SNSは“売る”のではなく、“語りかける・共感される”場。
信頼を醸成し、「話を聞きたい人」になることが新規開拓のスタートラインになります。
【事例②】ウェビナー活用:教育型セミナーで“リード獲得→自動営業”の流れ構築(BtoB業界)
ITシステム会社A社では、新サービスのリリースにあたって、
ターゲット業種別にテーマを分けたミニウェビナー(30分)を週1回開催。
内容は完全に“教育型”にし、セールストークは最後の5分のみ。
その結果:
1ヶ月で累計300名以上が参加
参加者のうち45%が個別商談に進展
見込み客への定期配信で“ファン化”が進む
ポイント:ウェビナーは単なるPRではなく「課題と出会う場」。
正しい教育を行うことで、“比較検討の土俵”に乗り、営業の入り口が驚くほどスムーズになります。
デジタル新規開拓モデルの全体像:3ステップで考える
価値ある情報発信(SNS・ブログ・動画)
→ 見込み客の信頼・共感を得る
オンラインイベント・ウェビナー
→ 興味を持った層と接点を持ち、関係を深める
個別フォロー・提案
→ 最適なタイミングで商談化
これを一言で言えば、「営業の前にマーケティングを」です。
まずは「選ばれる理由を作ること」。
その上で接触するからこそ、従来の飛び込みより遥かに効率的かつ
質の高いアプローチが可能になるのです。
オフラインを“補完”にする、という選択
誤解しないでいただきたいのは、オフラインを否定するわけではないということ。
むしろ、デジタルで興味喚起・教育を済ませた状態で対面に持ち込めば、
成約率は飛躍的に高まります。
つまりこれからの営業は「デジタルを主軸に、リアルを選択肢に」という
バランス感覚が問われます。
最後に:営業は“接触”から“関係”へ
営業において本当に大切なのは、「顧客との信頼関係をどう築くか」。
デジタルはその手段が変わっただけで、本質は変わっていません。
デジタルツールは“関係を築くための仕組み”を、
圧倒的にスピーディかつスケーラブルにしてくれる力を持っています。
新しい時代、新しい開拓に挑むあなたへ。
「売り込む営業」ではなく「選ばれる営業」を、一緒に磨いていきましょう。
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