営業あるある最初は前のめりだったのに、急に連絡が途絶える理由
- rmatsumoto9214

- 3 日前
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営業あるある最初は前のめりだったのに、急に連絡が途絶える理由
営業が知るべき“音信不通”の正体
初回の商談では手応え十分だった。こちらの話にうなずき、質問も多く、「それ、まさに今困っているところです」「社内でも前向きに検討します」そんな言葉まで飛び出した。
ところが数日後、メールを送っても返事がない。電話をしても不在。追いメッセージを送るかどうか、指が止まる。
この“急な音信不通”は、営業なら誰もが一度は経験する現象です。そして多くの営業が、ここで自分を責めます。
・何か変なことを言っただろうか・価格を出したのが早すぎたか・しつこいと思われたか
しかし結論から言えば、音信不通の原因は、営業個人の失敗ではないケースが圧倒的多数です。本記事では、「前のめりだったのに消える」その裏側にある顧客心理と、成果を出す営業がどう向き合っているのかを整理します。
「前のめり」と「本気」は別物である
まず最初に押さえるべき前提があります。
それは、商談中の前のめり=購入意欲の高さではないという事実です。
顧客が前のめりになる理由は、必ずしもポジティブなものだけではありません。
情報収集として面白い
自分の課題を言語化してもらえて気持ちいい
他社比較の材料として聞いている
営業担当者が話しやすい
つまりその場では、「話を聞く価値がある」状態に過ぎないことが多いのです。ここを「ほぼ決まりそう」と解釈してしまうと、後の音信不通が“裏切り”のように感じられます。
音信不通が起きる代表的な5つの理由
顧客が突然消える背景には、かなり共通したパターンがあります。
① 社内で止められた・優先順位が落ちた
商談後にありがちなケースです。
上司や経営層から「今はやらなくていい」と言われた
予算取りが想像以上に大変だった
別案件が緊急で入った
この場合、顧客本人も「説明するのが面倒」になり、連絡が途絶えます。悪気はほぼありません。
② 課題は解決した“気”になった
これは非常に多いのに、見落とされがちな理由です。
商談の中で、
課題が整理され
選択肢が見え
次の一手が分かった
結果として、「話を聞いたことで満足してしまう」状態が生まれます。営業としては価値提供ができているのですが、それが逆に「今すぐ依頼しなくてもいい」につながるのです。
③ 他社でほぼ決まった
これは最もシンプルで、最も言われにくい理由です。
価格
実績
知名度
既存取引
何か一つが決め手になり、他社に決定。ただし顧客は、「断りの連絡をする義務」を感じていません。そのため、自然消滅を選びます。
④ 断るのが心理的にしんどい
日本の商談文化特有の事情です。
丁寧に対応してくれた
一生懸命だった
否定する理由が明確ではない
こうした状況ほど、「断る」という行為自体がストレスになります。結果、**音信不通が“最も楽な選択”**になるのです。
⑤ 実は最初から本気ではなかった
耳が痛いですが、事実です。
付き合いで話を聞いた
紹介されたから一度だけ
暇なタイミングだった
この場合、前のめりに見えても、意思決定の土俵にすら上がっていないことがあります。
成果が出ない営業がやってしまうNG対応
音信不通が起きたとき、多くの営業が取る行動があります。
毎週のように「その後いかがでしょうか?」
温度感を無視した長文フォロー
不安からの過剰な説明
これらは残念ながら、状況を好転させる可能性が極めて低い対応です。理由は簡単で、顧客の中ではすでに「優先順位が下がっている」からです。
できる営業は「消える前」にサインを拾っている
成果を出す営業は、音信不通を未然に防ぎます。ポイントは、商談中に次の3点を必ず押さえていることです。
判断時期が具体的か
社内の決裁構造が見えているか
今やらない場合のリスクを顧客が自覚しているか
これが曖昧なまま終わる商談ほど、高確率で音信不通になります。
つまり、音信不通は「商談の中で未回収だった情報の結果」なのです。
音信不通は「失敗」ではなく「データ」である
最後にお伝えしたいのは、音信不通は落ち込むものでも、怒るものでもないということです。
それは、
今回の商談がどの段階で止まったのか
顧客の意思決定プロセスはどこにあったのか
を教えてくれる、極めて貴重なデータです。
成果を出す営業は、音信不通を「追う対象」ではなく、営業設計を改善する材料として扱います。
前のめりだったのに消えた。それはあなたの価値が否定されたわけではありません。
ただ、まだ“決断に至る設計”が整っていなかっただけです。
営業は、期待させる仕事ではなく、決断しやすくする仕事です。
この視点を持てるようになると、音信不通は怖いものではなくなります。むしろ、次の成約率を上げるヒントに変わります。





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