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「いい商品なのに売れない」を防ぐ!営業設計のチェックポイント【国内企業向け】

  • 執筆者の写真: rmatsumoto9214
    rmatsumoto9214
  • 14 時間前
  • 読了時間: 4分
「いい商品なのに売れない」を防ぐ!営業設計のチェックポイント【国内企業向け】

「いい商品なのに売れない」を防ぐ!営業設計のチェックポイント【国内企業向け】

「自社の新商品は技術も品質も優れているのに、思うように売れない…」これは多くの国内企業が直面する課題です。

商品の魅力だけで売れるのはBtoCでも一部に限られ、BtoBでは特に、営業設計の質が売上に直結します。つまり、どれだけ良い商品でも、誰に、どうやって、どの順序で提案するか が適切でなければ、採用にはつながりません。本記事では、中小・中堅企業でも実践できる「売れる営業設計」のチェックポイントを詳しく解説します。


1. 営業対象とターゲットの明確化

営業設計の第一歩は、誰に売るのかを明確にすることです。

  • 業界・業種・企業規模

  • 部署・担当者ごとの課題や意思決定権

  • 顧客が抱えるニーズや悩み


チェックポイント

  • 誰が購買決定者かを把握しているか

  • 提案対象の課題を具体的に言語化できるか

  • ターゲットごとに提案内容をカスタマイズしているか

ターゲットを曖昧にすると、せっかくの商品も「誰に響くか」がわからず、売上につながりません。


2. 商品価値の「言語化」と数値化

商品が良くても、その価値が相手に伝わらなければ採用されません

  • 単なるスペック紹介に終わらず、課題解決やメリットを具体的に示す

  • 効果や成果を可能な限り数値化する

  • 競合との差別化ポイントを明確に提示する


チェックポイント

  • 「御社にどんなメリットがあるか」を一言で説明できるか

  • コスト削減、売上増、作業効率改善などの数字を提示できるか

  • 競合商品との違いを理解し、簡潔に説明できるか

数値化された価値は、購買決定者の判断を後押しします。


3. 商談プロセスの設計

営業活動は、商品を渡すだけでは完結しません。特にBtoBでは、複数のステークホルダーが意思決定に関わります


チェックポイント

  • 誰が意思決定に関わるかをマッピングしているか

  • 初回接触から契約までのプロセスをフロー化しているか

  • 各ステップでの目標(情報提供・課題把握・提案・クロージング)が明確か

プロセスを設計することで、営業担当者の行動が迷わず、効率的に契約につなげられます。


4. トライアル・小規模導入の活用

いきなり全社導入を目指すより、小規模での試用やトライアル が効果的です。

  • 部署単位や一部ユーザーで試してもらう

  • 使用後の効果を数値や声で収集

  • 成功事例をもとに全社導入を提案


チェックポイント

  • トライアルで得られる成果を事前に設定しているか

  • その成果を営業提案に活用できるか

  • トライアル後のステップを明確に計画しているか

小さな成功体験は、購買決定者の心理的ハードルを下げます。


5. フォロー体制の設計

営業設計では、販売後のフォロー体制も考慮することが重要です。

  • 導入後の問い合わせやサポート体制の明示

  • 定期的な使用状況や効果の確認

  • 改善提案や関連商品の紹介


チェックポイント

  • 販売後の顧客対応フローを設計しているか

  • 導入後のデータを次の提案や改善に活用できるか

  • 顧客が安心して購入できる環境を整えているか

このフォロー体制があるかどうかで、リピートや紹介、さらなる採用機会につながります。


6. 営業設計をPDCAで回す

良い営業設計は一度作ったら終わりではありません。データをもとに改善を重ねることで、さらに成果を上げられます。

  • 商談数や受注率などの営業データを分析

  • 成功事例・失敗事例を整理し、営業トークや提案資料に反映

  • 新商品や改良商品の提案に活用


チェックポイント

  • 営業活動の結果を定期的に振り返る仕組みがあるか

  • 改善サイクルがチームで共有されているか


まとめ

「いい商品なのに売れない」を防ぐためには、商品そのものの魅力だけでなく、営業設計の質がカギ です。ポイントをまとめると以下の通りです。

  1. ターゲットと課題を明確にする

  2. 商品価値を言語化・数値化する

  3. 商談プロセスを設計する

  4. 小規模導入で成功体験を作る

  5. フォロー体制を整える

  6. PDCAで営業設計を改善する

弊社では、新商品企画から販売までの一連のプロセスを見据え、営業設計の具体化や商談支援まで伴走しています。

「商品は良いのに採用が進まない」「営業プロセスを整理して効率化したい」といった課題をお持ちの企業様は、ぜひご相談ください。

 
 
 

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