成約率を飛躍的に高める企業データの選定術営業先リストの作り方
- rmatsumoto9214

- 9月12日
- 読了時間: 3分

成約率を飛躍的に高める企業データの選定術営業先リストの作り方
■ はじめに|リストの質こそが営業成否の7割を決める
営業活動のスタート地点、それは営業先リストの作成です。しかし、闇雲に企業を並べただけのリストは、宝の山ではなく単なる重荷。成約率が伸び悩む最大の原因は、ターゲットの「質」と「選定基準」の甘さにあります。
そこで今回は、営業コンサルタントの視点から、「営業先リストの質」を劇的に向上させる企業データの選び方をお伝えします。
多くの営業担当者は、業種・売上規模・地域といった「一般的な指標」だけでリストを絞りがちです。これは競合と同じ土俵で戦うことを意味します。
従来の枠組みを外して、新たな視点で情報を組み替えること。これにより、隠れた需要や意外な成約チャンスを掘り起こせるのです。
■ 成約率を上げる企業データ選定の3つの水平視点
① 「課題の兆し」を示す非伝統的データを組み込む
業種や売上以外に、顧客の“課題の兆候”となるデータに注目しましょう。
例:
組織変更のニュースリリース
社長交代や経営陣の刷新情報
新規設備投資の公表
SNS上の顧客からのネガティブ投稿や質問
→ これらは顧客の変化フェーズを示し、提案の入り口として狙いやすいポイントです。
② 「潜在ニーズを掘り起こす」異業種情報のクロス分析
例えば、「IT導入支援の多い業種」と「人材流動性の高い業種」を掛け合わせてみるなど、一見関係の薄い指標を組み合わせることで、これまで見逃されてきた“狙い目”を見つけます。
例:
製造業 × サブスクモデル導入済み企業
小売業 × 新業態展開企業
→ こうした掛け合わせは、独自の切り口でターゲットを再定義します。
③ 「顧客の未来行動」を予測できるデータに注目する
過去の実績だけでなく、未来の投資や変革を示すデータを活用します。
例:
補助金・助成金申請情報
新規事業発表や特許出願
業界内のM&A動向
→ こうした兆候を捉えた企業は「これから動く企業」。営業チャンスが広がります。
■ 実践ステップ:成約率アップのためのリスト作成プロセス
自社の成功顧客の共通点分析
過去受注企業の課題・変化パターンを洗い出す
水平的なデータ掛け合わせの仮説構築
業界以外の視点も取り入れたターゲット像を描く
データ収集元の多様化
企業ニュース、特許庁情報、補助金公表資料、SNS解析ツールなど
リストのスコアリング設計
変化兆候、組織情報、業績動向などを複合評価
営業現場からのフィードバックを基に継続改善
■ まとめ|リストは「点」ではなく「関係の網目」を意識せよ
単なる企業名の羅列ではなく、「顧客の変化」「未来のニーズ」「異なる視点の掛け合わせ」でリストを設計することで、営業活動は劇的に効率化し、成約率は飛躍的に向上します。
単にアイデア発想の道具ではなく、“データの選び方と活用方法”を変革する営業の新常識なのです。





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