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刺さる提案書・プレゼン資料の作り方

  • 執筆者の写真: rmatsumoto9214
    rmatsumoto9214
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

刺さる提案書・プレゼンの作り方

刺さる提案書・プレゼン資料の作り方

セールスピッチを科学する新規顧客に「この会社に任せたい」と思わせる、

提案型営業の秘訣。


セールスピッチを科学する:刺さる提案書とプレゼンの極意

「この会社に任せたい」と思わせる提案型営業の秘訣

今日は、新規顧客との接点で決定打となる「提案書」

「プレゼンテーション」の磨き方について、科学的かつ実践的な視点で解説します。

新規開拓における提案は、言わば第一印象の“勝負服”。たとえ商品力が高くても、刺さらない資料ではスルーされて終わり。逆に、提案の構成や言葉の選び方ひとつで、「この会社、任せても安心だ」と思わせることは可能です。

では、どうやって「刺さる提案書・プレゼン」を作ればいいのか?本記事では3つのステップに分けて解説します。

STEP1|「お悩みドリブン」で構成を組み立てる

提案型営業で陥りがちな失敗の一つが、**「自社の商品・サービスの説明から始める」**こと。でも、相手はあなたの会社の歴史や強みには、正直あまり興味がありません。

顧客が本当に知りたいのは、

「自分たちの課題を、どうやって、どれくらい解決してくれるのか?」

だからこそ、提案の構成は**「相手のお悩み」を軸**に組み立てるべきです。

📌 提案書構成の鉄則(黄金パターン)

  1. ■現状の整理(=お悩みの言語化)

  2. ■課題の背景・要因の特定

  3. ■貴社が提供できる解決策(複数案)

  4. ■導入後の変化と成果イメージ

  5. ■実行スケジュール・体制

  6. ■費用・ROIの見せ方(投資対効果)

この構成であれば、相手は自然と「自分ごと化」して聞いてくれます。特に**“お悩みの言語化”の精度**が高いほど、「わかってくれている感」が醸成され、信頼につながります。

STEP2|「論理 × 感情」の両輪を押さえる

論理的に完璧でも、「なんとなくワクワクしない」提案は刺さりません。逆に情熱的でも、根拠が薄ければ不安が勝ちます。

提案で意識すべきは、論理(ロジック)と感情(エモーション)を両立させること。

✅ 論理で「納得」を得る

  • データに基づいた現状分析

  • 成功事例(Before→After)

  • KPIやROIの提示

✅ 感情で「共感」と「安心感」を生む

  • 顧客の声を使う(他社の類似ケース)

  • 将来ビジョンをストーリーで語る

  • 「貴社の立場ならこう考えます」と代弁するトーン

感情に訴える工夫を入れることで、単なる「情報提供」から「心を動かす提案」へと昇華できます。

STEP3|「任せたい」を引き出す“決め手”とは?

最後に、プレゼンや提案の場で重要なのは、“この会社に任せても、ちゃんとやってくれそう”という安心感を与えること。

そのためには、次の3つの要素を盛り込むと効果的です。

🌱 信頼の“仕込み”

  • 顧客と似た業界・規模の成功事例

  • メンバーの実績紹介(人に安心感を持たせる)

⏱「即実行」のリアリティ

  • スケジュールを具体的に提示

  • 初期ステップを明確に(導入の第一歩を見せる)

💬 双方向のスタンス

  • 「御社に合わせてカスタマイズ可能です」と柔軟性を示す

  • 「提案はたたき台。ぜひ御社のご意見も」と対話姿勢を示す

押し売りではなく、“共創”の空気を作ることで、決裁者の心にスッと入り込めるのです。

まとめ|提案営業とは、信頼構築の「設計図」である

優れた提案は、商品の説明ではなく、顧客の未来を描くプレゼンテーションです。その設計図を科学的に構築し、相手の立場を深く理解して「共感 × 論理」で語ること。それが、新規顧客の信頼を勝ち取り、「この会社に任せたい」と思わせる近道です。

🔹「もっと提案力を強化したい」🔹「うちの営業資料、どうも響かない」そんなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。“刺さる提案”を、共に磨きましょう。

ご希望があれば、この内容を営業研修用スライドに落とし込むことも可能です。ご入用ですか?


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